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コラージュな日々

いろんなkokoroの hari合わせnote


by sense-taka
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・・・ 今の わたしに ・・・

久しぶりに 小説を読んだ。

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去年 1Q84 を長いことかけて読み終えてから・・・

でも これだって去年の暮れから 読み始めたのに
やっぱり 本をじっくり読む という時間は かなり後回しにされる。

 梨木 香歩   「雪と 珊瑚と」

わたしは そんなに本を読まない。 読めない。
小説で好きな作家は限られている。
というか、たくさんの人を読んでないので知らないだけ。
他にも好きになれる作家がいると思うのだけど。

梨木 さんの小説は 「西の魔女が死んだ」 からはじまった。

そのあと  からくりからくさ
       裏 庭
       沼地のある 森を抜けて
       ぐるりのこと
そして 久しぶりに 今回の 雪と珊瑚 

小説家というのは ほんとにすごいと思う。

言葉にしがたい感情と感覚を どこまでもどこまでも 言葉にするのだ。
小説家によって「つくられた話」が 生きている自分よりリアルに感じてしまう。

それにしても・・・いったいどれくらいのことを経験すれば
どれほどのことを感じ取り 考え抜き 意識として言葉にまで落とし込めるのだろう。

人のこころのひだを 重なる層を どうしてこんなに言葉にできるのだろう。
どれだけの経験をすれば・・・ 人のこころの痛みをわかるのだろう・・・

梨木さんは わたしと同い年なんだ・・・・


今の私が 落とし込んでおきたい文章が たくさんでてきた。
また 付箋をたくさん貼ることになる・・・




 もうひとつ 
これはずっと 本屋さんで平台にあって
本屋大賞の2位? だったか・・・
おはなしが 言葉をこよなく愛し 正しい言葉と使って人に伝えることを使命とする人たちの
 国語辞典 を作るお話だったので 買ってみた。

おはなしの筋がとてもわかりやすい。
情景がとても目に浮かぶ・・・というか ドラマを見ているような感じで
次の展開がよめる。
映画化されるそうだが、なるほどと思う。
けれど やはり 村上春樹 や 梨木香歩
を読む人には 薄い感じで響くものがない。

でも 最後の最後に
出てきた

「感謝という言葉以上の言葉がないか
 あの世があるなら あの世で 用例採集するもりです」

という文章に 行きついた時
わたしは目を閉じ こころに それを深く留めた。

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by sense-taka | 2013-03-01 09:20 | *book* 映画 | Comments(0)